はじめに
- 小さい頃は何でもパクパク食べていたのに、いつの間にか全然食べなくなった。
- お菓子を食べさせたらそれ以外食べなくなった。
- 野菜を全く口にしない。
- 手間をかければかけるほど食べてくれない。
- レトルトなら食べるけど、つくっても食べてくれない。
こんな経験ありませんか?
我が家の息子も時が経つにつれ、偏食が酷くなっています。
でも、レトルトばっかりでなく、ちゃんとつくった料理を食べさせてあげたい。栄養をたくさん取ってもらいたい。
この気持ちは皆同じではないでしょうか。
なぜ食べないのか
どうして食べてくれないの???
こんなに美味しいのに!!!
○○ちゃんの好きな味じゃん!
でも食べないんです。
それには理由があるんです。
①本能で新しいものに手を出さない
見たことのない色や形のものや変わった味のものは、本能で警戒してなかなか食べないことがあるようです。
まだ赤ちゃんのときは興味から口にすぐ入れてしまいますが、成長してくると、今度は「これは苦いから毒じゃないのか?」と本能で警戒しちゃうみたいです。
一度食べてみて苦かったり、かたかったりと、嫌な思い出として残ったものは受け付けなくなってしまいます。
これは慣れさせるしかないので、親が美味しそうに食べるとか、繰り返し食卓に出してあげることで少しずつ警戒心を解いてあげましょう。。
②興味がない
食に興味がないので、食べられればなんでも良いんです。
お腹が空いたら食べるけど、わざわざ新しいものを食べない。
「まずい、食べにくい、といったリスク」が少ない同じものを食べ続けてしまいます。
③お菓子を与えてしまったこと
うちはこれのせいで、リスクが低くて美味しい食べやすいお菓子でお腹を満たしたがるようになってしまいました。
「栄養が〜」と伝えても子どもは理解してくれないんですよね。
ただお腹が満たせれば良いのです。
ただ、欲しいといっているのに全くあげないのも可哀想なので、適度にはあげるようにしています。
また、できるだけ栄養の有りそうなお菓子にしています(笑)
干しいも、干しぶどう、ポップコーン、えびせん、ボーロ、とか。。。。
我が家のごはんづくりの段取り
コロナ禍でテレワークをすることも増え、子どもと一緒に晩ごはんを食べる機会も増えました。
そこで私がご飯をつくる機会も増えましたのでその流れを紹介します。
私は段取りが良くないので、子どもを保育園に迎えにいったあとにごはんをつくると食べる時間が遅くなってしまいます。
そこで、仕事の休憩時間に殆どつくってしまっています。
①朝、始業前までにはレシピを決めて、買い物に行きます
有り難いことに家の近くにスーパーがあって朝早くからオープンしているため、始業前までに買い物にいっちゃいます。
そして、できれば下ごしらえまでしてしまいます。
②昼休憩中に80%完成させちゃう
テレワークのお昼休憩に入ると、早々に自分のランチを終わらせて、ごはんづくりに入ります。
自動調理器や保温調理器、レンジや炊飯器を駆使します。
目標は完成度80%で、温め直しすれば食べられるレベルまでできれば最高です。
集中して取り組めば30分で2品くらいはつくれます。
便利な調理グッズ
あると時短になる調理グッズを紹介します。
①電子レンジ
これはどこの家庭でもありますね。
調理前の野菜をレンジにかけることで、調理時間を減らせます。
特にじゃがいも、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ等の根菜類で有効!
②みじん切り機
子どもがご飯を食べるか否かで重要になってくるのが食材の食べやすさです。
野菜を小さくすることで火の通りを早くすることができます。
包丁でみじん切りはけっこう時間かかりますし、嫌いな野菜が少しでも大きいと気づきますので、みじん切り機は必須です。
我が家はパナソニック フードプロセッサーを使っていますが、ぶんぶんチョッパーで十分です。
www.amazon.co.jp/dp/B001QS826O
www.amazon.co.jp/dp/B079GGS9FZ
③保温調理器
これは神ですね。
昼にテキトーに切った具材を鍋に放り込んで放置しておくだけで、夕方には食材が煮崩れずに超柔らかくなっています。
煮物、カレー系はいつもこれを使っています。
我が家はシャトルシェフの2.8Lを使っています。
www.amazon.co.jp/dp/B09BZQP2C8
保温効果を最大限享受するには鍋いっぱいに水分が必要なので大きすぎると逆に大変です。
④グリルパン
熱伝導率が高く、お肉や野菜を高温でおいしくふっくらと焼き上げることができます。
魚焼きグリルやオーブン、電子レンジで使用しています。
イブキクラフト TOOLS (ツールズ) GRILLER (グリラー) というものを愛用しています。
www.amazon.co.jp/dp/B01MEG3W7D
基本的には、グリルパンに油を塗って具材を並べて、グリルかオーブンでほったらかしにしておくだけで、インスタ映えする料理ができます。
うちの超偏食の息子がパクパク食べるレシピ
具体的にうちの子がよく食べるレシピを紹介します。
ポイントは
①食べやすいかたさ、大きさ(気持ち柔らかめ、気持ち小さめだと食べてくれやすい)
②甘めの味付け(気持ち砂糖多め、気持ち塩少なめだと食べてくれやすい)
レシピ1.肉じゃが(20分+放置+仕上げ5分)
甘めに仕上げることでパクパク食べてくれます。保温調理器があれば煮崩れせずに柔らかくできます!
材料:じゃがいも大3個、玉ねぎ大1個、人参1/2本、糸こんにゃく、グリンピース30g(冷凍)、豚ロース200g(お肉はなんでもOK)
①具材を食べやすい大きさに切る。(5分)
②保温調理機に油を大さじ1入れて火にかけ、お肉→玉ねぎ→人参→じゃがいもの順で炒める。(5分)
③全体に油が回ったら、酒大2、みりん大2、砂糖大1、醤油大3、水1カップを入れて沸騰させる。(5分)
④糸こんにゃく、グリンピースを入れて、蓋をして5分火にかける。(5分)
⑤保温調理器の外釜に入れて放置し、仕事に戻る。
⑥蓋を開けて火にかけ、水分を少し飛ばす。味を見て塩で調整する。完成。(5分)
レシピ2.煮込みチキンカレー(25分+放置+仕上げ5分)
子どもはみんなカレー大好き!保温調理器を使えばお肉が超やわらかで焦げる心配もありません。
また、トマトが安いときや家庭菜園でたくさん収穫できたときは、無水カレーにもできます。
材料:じゃがいも大2個、玉ねぎ大2個、人参1本、鶏もも肉300g、バター30g、カレー粉適量(子供用&大人用)
①具材を食べやすい大きさに切る。(5分)
②保温調理器にバター30gを入れ、お肉を炒める。(5分)
③焦げ目がついたら他の野菜も入れて炒める。(5分)
④油が回ったらお水を具が浸かるぐらい入れて火を強める。(5分)
※お水の代わりにトマト4個ほどをつぶして入れることもできます。(要湯剥き)
⑤蓋をして沸騰したら5分火にかける。(5分)
⑥保温調理器の外釜に入れて放置し、仕事に戻る。
⑦蓋をあけて子ども分を別の鍋に移し、それぞれを火にかけ、カレー粉を入れて、味を調整する。完成。(5分)
※子どもが小さいうちは
レシピ3.ポテトサラダ4人前(25分)
唯一子どもが食べてくれるサラダです。(ほぼじゃがいもですが笑)
材料:じゃがいも大3個、ハム4枚、きゅうり1本、卵3個
①ゆで卵3個をつくっておく(沸騰して15分茹でれば固めになる)(15分)
②ゆで卵をつくっている間にじゃがいもの皮を向いて小さく切り、水を10cc入れた耐熱容器にラップをして、レンジに5分かける。(10分)
③レンジにかけている間にハムを小さく切り、きゅうりを小口切りする。(5分)
④レンジが終わったらじゃがいもを潰す。固い場合は追加でチンする。(5分)
⑤ゆで卵ができたら、小さく切る。ゆで卵切り器があると便利。(5分)
⑥つぶしたじゃがいもにハムときゅうりとゆで卵を追加する。(5分)
⑦マヨネーズ大さじ3と酢小さじ1、塩コショウを少々入れて味を整え、混ぜたら完成。(5分)
レシピ4.コロコロハンバーグ4人前(25分)
グリルパンを使うことで放置でできます。
材料:ブロッコリー、豚ひき肉300g、玉ねぎ大1個、椎茸4個(他のきのこでもOK)、パン粉30g、塩小さじ1、ケチャップ
①玉ねぎ1/4をみじん切りし、レンジで30秒チンします。残りの玉ねぎは薄切りしておきます。(5分)
※ぶんぶんチョッパーで時短できます。
②鍋にお湯を沸かし、ブロッコリーを3分茹でておきます。(5分)
②鍋にお湯を沸かし、ブロッコリーを3分茹でておきます。
③椎茸をみじん切りし、チンした玉ねぎとひき肉と一緒にボールに入れ、パン粉30gと塩小さじ1を入れて混ぜます。(5分)
④グリルパンの下に玉ねぎを敷き、その上にハンバーグの種を置きます。(5分)
⑤ブロッコリーを隙間に置き、魚焼きグリルで10分程度焼きます。(10分)
⑥焼き目がついたらケチャップをかけてできあがり。
レシピ5.スコップコロッケ4人前
油少量でコロッケがつくれるなんて!子どももスプーンが進みます。これはおすすめです。!
材料:じゃがいも3個、合いびき肉200g、椎茸4個(他のきのこでもOK)、パン粉30g、塩小さじ1、オリーブオイル大さじ4、
レシピ6.炊き込みご飯4人前
レシピ7.チャーハン4人前
野菜を小さくして入れることができるので便利。これ一品でおかずも不要なので時間がないときに最強です。
材料:冷凍ご飯300g、卵3個、玉ねぎ1/2個、人参1/3個、カニかまぼこ5本、
①
さいごに
頑張りすぎないようにしましょう。
つくるのは1品で十分です。1品+惣菜でも良いし、昨日の残りでも良いです。
レトルトや現代の技術(自動調理器、電子レンジ等)を駆使しましょう。
手を抜くときは抜きましょう。
例えば、「水曜日は手を抜く」とか、決めると少しだけ楽になります。